TOP
39.39score

JUN×はみぃ

意外な結末でした。

私が数年前牛丼屋さんで深夜バイトをしていた時です。
二人で深夜はまわしていましたが、相手は休憩中で私一人でお店を切り盛りしていました。
駅の近くの店舗だったため、夜中の3時でも数名が牛丼を食べに来ます。
しかしその日の3時ごろは雨が強く降ったせいもあって、誰も店内にはお客さんはいませんでした。

仕込みや物品の補充をしていると、静かにドアが開く音がしました。
そこで振り返ると、全身ずぶ濡れの女の人が立っていました。

何やら精神障害を持っているようで、「狙われている。捕まるわけにはいかない。戻りたくない。」と取り乱しているようでした。
私は大変驚きましたが、とりあえず座っていただき温かいお茶とタオルを貸してあげました。

少しだけ話を聞いた後、警察に連絡してもいいか話すとその方は酷く動揺した様子でした。
しかし何とか「ここよりは温かく、寝る所もあるし、話を聞いてくれる人も多いから」となだめて、警察に引き渡してその時は終わりました。

そして勤務時間の終わりごろ、寝ぼけ眼で私は着替えをしようと準備をしていた時です。
お客さんが私を呼んでいると次の勤務帯の従業員が言うので、着替えを止めていってみました。
勤務中来たお客さんでもないですし、知り合いでもありません。

「何かご用でしょうか?」と私がその男女2人組のお客さんに尋ねると、「昨夜はお世話になりました。女性を保護してもらったと思うんですが、その施設の職員です。お礼を言いに菓子折りを持ってきました。」とのことでした。

私はまさかの事態におどろきお断りしましたが、どうしても受け取ってもらわないと気が済まないとまで言われたので受け取ることにしました。お菓子は他のスタッフと分け合っていただきましたが、こんなこともあるのだと思った出来事でした。

.

最終更新日:2015-01-24 19:23

コメント (0)